ケニアと日本漫画
アフリカのケニアは皆さん、ご存じだと思います。日本の1.5倍くらいの国土に、5000万人の人口です。GDPは15兆円ほどなので、まだ、日本の40分の1くらいでしょうか。もともとイギリス領だったのである程度英語が通じます。そのため英訳された日本のサブカルが人気なようです。写真はゲッティのイメージ画像ですが、発展も期待されている国です。
今回、ケニアで日本のサブカルが人気だと、日本の政府機関(日本貿易振興機構)が、ネット記事を書いていました。
ケニアは平均年齢19歳‼という若い国です。(寿命も60代と若いのですが)
そのため、TikTokなどが大流行しており、そのような中で日本の漫画が大人気で、「オタ(オタクのオタ)祭り」が開かれて盛況なようです。
ケニアで人気なのは祭りの主催者(「るろうに剣心」(英題Samurai X)」を見て育ったとか)によると「ケニアで人気が高いのは「ONE PIECE」「鬼滅の刃」「呪術廻戦」「進撃の巨人」だろう。「僕のヒーローアカデミア」や「BLEACH」も人気がある。」との事です。売れ筋のものが輸出されるのでしょうから、当然なのかもしれませんが、日本の流行をおいかけていますね。
祭りでは7000ケニアシリング(8,400円)の刀が売れ筋で、「アニメの味(Taste of Anime)」と称して、ラーメンや唐揚げ、たこ焼きがふるまわれたそうです。
現状はテレビでは日本ンおアニメは放送されておらず、インターネットが主流になり、ダウンロードして視聴するようになっているそうです。ネットフリックスやクランチロール(ソニーグループが所有する米国のビデオ・オン・デマンドのストリーミングサービス)を除けば、合法的に視聴することはできないし、どちらの有料サイトでも人気のあるアニメは放映されていないとか。なのでファン同士が集まって、互いのハードドライブを交換するなどして見ているのが実情だそうです。いつか、多くのアニメがアフリカで観られるようになると良いなと思いました。